2014年 07月 13日
6月24日 30日 岩田坂稽古場
こんな気持ちで参加の皆さんにお会いする時って、風邪気味のだるさに似ています。
今日の課題曲は
【打盤・横槌】 【四季の眺め】 いずれも三弦担当です
【打盤・横槌】これは、どちらも三弦で弾くのですが、打盤を弾く人と横槌を弾く人が、勝手に唄います。
全く別の唄なのですが、ところどころ合ってそうなところがあるので、
そこを頼りにそれぞれ頑張って弾いていきます。
唄い出しが一緒だったり、交互に音を奏でる場面があるので、まったく別個に弾いているのに
ピッタリと合うと「わあ、あってるあってる」とうれしくなるけれど、
また一人で違う道を歩いていかなければならない、そんな面白い曲です。
尺八は打盤を吹いたり横槌を弾いたり、仲を取り持ってくれます。
何回も合わせているうちにピッタリ合ってきて、そうなるといい曲だなあと思えてくるのです。
【四季の眺め】私の好きな曲の一つです。まず、歌の内容が良い。梅から始まって落ち葉、雪の情景など
四季の移り変わりを和歌にこめています。
難しいのは、①前唄の 一声に ②後唄の 草葉色づき~ の琴三弦の間合いです。
洋楽のように指揮者がいればよいのですが、お互いに目くばせしながらゆっくりになったり
速くなったりするわけなので、お互いをよく知らないとうまくいきません。
でも、そこが醍醐味とも言えます。
あなたはそう弾きたいのね、と分ってくるとうまくいくし、
一回うまくいくとそれからはいつ弾いてもうまくいく。
不思議なものですね。
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by kotogroup_sakura
| 2014-07-13 14:31
| 勉強会
2014年 07月 13日
6月12日 三曲のつどい
【園の秋】15分という限られた時間内に収まりそうなことと、秋の花が唄の中に盛り込まれていることから。
しかし、琴は押さえが多く、おまけに転調も忙しい難しい曲なのです。
対策として:①琴柱をうごかし八を半音高くしておいて、左手で半音音を上げ、合計一音高い音で弾く。
調子を戻す場面では、先に九の音を琴柱を動かし、オ九にしておいて、押さえずに弾く。
以上のように、八と九をバラバラな場所で動かして時間を作ることにした。
②難しい場面は尺八も同じく難しいため、思いやりを持って聞きあいながらやろうということに。
三曲のつどいならではだなあと思うことは、自分と違う楽器演奏者への思いやりを持つこと。
そして私は、尺八の譜が読めるようにできないかと思う。ほんと、いつも思うのです。
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by kotogroup_sakura
| 2014-07-13 13:42
| 勉強会
2014年 07月 02日
6月8日 さくら勉強会
ポイント:なじみのある曲を使う
調子の似通った譜本を使う
琴ならではの曲調を入れる
以上を考慮した結果、琴従来の曲と唱歌などを一緒に演奏する場合、
ドレミ調の曲では琴を何面か用意する必要があり、大変。
そこで、以下の曲に決定しました。
秋のうた(里の秋、虫の楽隊、村祭り)
故郷のうた(ふるさと、もみじ、埴生の宿)
夕やけ小やけ変奏曲 :いずれも野村正峰著
秋の曲(前歌と手事) :宮城道雄著
来月は演奏してみて細かい点のチェックします。
みんなが楽しめる何かいいアイデアほしいなあと思っています。
また、さくらのメンバー募集しています。一緒に演奏して色々な人と関わりたい人連絡ください。
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by kotogroup_sakura
| 2014-07-02 08:40
| 勉強会
2014年 06月 05日
5月18日岐阜県邦楽三曲会の演奏会で演奏しました
14番 玉の台 三曲暁波会 三弦担当
玉の台は、3月にも演奏した曲。今回は9名での参加のため
個人的なプレッシャーは少ないですが、何度も練習した
後唄と出だしに不安あり。他との間合いを感じながら、
でも、しっかりと間合いを取っていく。
私なりにコンパクトな譜本に作り直し、ぺらぺらと
めくる姿をお見せしないよう気を付けました。
最後まで何とか終わり、聴いてくださった知り合いからは、「よかったよー」
と声をかけていただきホッとしました。
でも演奏してみて、やっぱり次回からは、暗譜で弾きたいという目標ができました。
18番 松島めぐり 十七弦担当
少ない合奏練習でしたが、皆さんとの演奏に、リズムを作り出す
十七弦の役割を果たすことができたかなあと思いながら弾きだす。
軽快に始まり、特に独奏部分が素敵。皆さん練習頑張ってされたんだなあ。
でも最後、ゆっくりになって一緒に終わるところが
ばらんばらんになってしまい大変残念。
後で他の演奏者から「ちょっと速すぎた」との声がありました。
反省。
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by kotogroup_sakura
| 2014-06-05 05:31
| 演奏会
2014年 04月 27日
4月24日 三曲のつどい
三曲は、琴、三弦、尺八の合奏です。
ここでは、古曲と言われるものばかりを勉強しています。
今日は、「青柳」
前歌の唄いだし、中唄に入るところで琴と三弦が交互に弾くところ、
手事の緩んだり、速くなったりするところを確認。
みんなが同じような気持ちでいないと崩れてしまう。
難しいけど、楽しい。
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by kotogroup_sakura
| 2014-04-27 16:02
| 勉強会